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女性と男性の色の認識の違い

マーケティング

女性をお客さまにお仕事をするなら、色認識の違いを知っておきましょう。知っておくと、食い違いが無くなるので険悪なムードになるのを回避できます。

見えている色が違う

男性と女性では、色を認識する数(色の幅)が違うと言われています。それが色の認識の差となります。
想像してほしいのですが、コスメ売り場で口紅やマニキュア(ネイル)を販売しているシーン。すごく沢山の色が並んでいるイメージはありませんか?そこにヒントがあります。

まずその前に、男女のそれぞれの認識の差からまとめます。

男性の色の認識の特徴

男性の場合、シンプルです。

赤は、赤。
青は、青。
緑は、緑。

男性の見える「色」は、7色と言われています。

女性の色の認識の特徴

女性は複雑です。

赤は、2色。
青は、4色。
緑は、8色。

女性の見える「色」は、29色と言われています。

見えている色の数の差

たった1色でも、男性と女性では色の認識に差があるのがわかります。

なぜ男女で色の違に認識があるのか?

目の構造じゃないか?脳の処理の問題じゃないか?など言われていますが、まだ未知の部分が多いんです。有力な仮説は、男性ホルモンの影響と言われています。

昔々。男性は猟に行き。女性は子供の面倒や木の実などの採取。という活動の違いが有りました。男性は動体視力に長け、女性は小さな色の変化に敏感(赤ちゃんの顔色や食べられるものかどうか等)。それぞれの役割が求められました。
そのことが影響しているのではないか?と言う説です。

色の認識を仕事に活かす

インターネットでの販売は、色の説明が有った方がイイのです。

「商品写真で色がわかるようにしていればいい。」と売る側は思いやすいのですが、「写真と色が違う。」と言うのは、レビューなどに良く書かれがちです。商品説明文に書いても写真だけで購入判断されてしまうこともありますが、それでも、書いて有るのと無いのとでは売る側の責任が違います。

色が違うというトラブル

お客さまが見ている環境の違いが、大きな理由です。

モニターや機器、機種、設定などなど、映し出す環境は人それぞれです。
パソコンかスマホかタブレットか。同じスマホでも、iphoneなのかandroid(Xperia、AQUOS、galaxy、OPPO…)なのか。新旧モデルの違いもあります。節約モードにしている。などもありますね。

違いを上げたらきりが無いですが、環境の違いで色の表示が変わってしまいます。

色を説明する

そこで視覚からのトラブルを減らすために、説明文でフォローをします。

色の説明は、「原色大辞典」がおススメです。
原色大辞典」はWebで表示される色見本(カラーコード)がわかります。原色だけでなく、和色や洋色の説明もあり、色についている名前も表示されています。
例えば、色の説明をする時に「紫寄りの少し濁ったピンク(シクラメンピンク)」と書くとイメージしやすくなるんです。

補足ですが、紙ベースの色の認識はWebと異なります。「原色大辞典」のカラーコードはWebですので、紙はまた違うカラーコードがありますので注意しましょう。

まとめ

写真はパッと見で理解できる情報量の多さが魅力ですが、見ている相手の環境に大きく影響されます。しかし、説明文である文字(言葉)は、同じイメージを共有でき、トラブルを回避することができます。

女性をお客さまにする場合、色の説明を少し具体的にするだけで、イメージしやすくなることで買いやすくなりますし、トラブルがグッと減ります。

色の名前を入れる。といった、簡単に出来る事から始めてみてはいかがでしょう。

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