商品写真を撮影するのに、着画(着用している写真)と言った実際に使っている様子がわかる写真を商品写真に加えるのは購入率を高めます。
しかし、アクセサリーや帽子など、顔近くの商品については、自分の顔が映ってしまうことに抵抗があり、着画がない。あるいは着画風の背景シートを利用して撮影する。など苦労します。
自分の顔がわからない着画の撮影方法についてまとめます。
全てスマートフォンで自撮りです。
カメラ/環境の準備
- スマホで撮影していますが、インカメラ(画面側)で撮影します。
- 写っている状況が見られる。
- 反転するので文字が写る場合は注意する。
- ボタンをタップするのが難しくなるので、タイマーをセットする。(私は3秒ですがやりやすい秒でOK)
- ワンタップ入魂ではなく、角度を変えたりしてたくさん撮る。
- 使わない写真はデータ量が重くなるので消去する。
- 自然光で撮る。
- 背景でボツにならないために白など無色の背景が良い。
頭
帽子/ヘアアイテム/眼鏡チェーンなど
カメラの位置を斜め上にして、目線を下。
帽子の写真のようにアイテムで顔を隠すことができます。
髪の毛でも顔を隠せます。(写真は眼鏡チェーンです。)
シュシュやバナナクリップなどは、カメラ位置を真横にして、上の例の写真より束ねた髪の毛寄りにするときれいに映すことができます。(写真はイヤリングメインで撮ったものです)
耳元
ピアス/イヤリング/イヤーカフなど
カメラは耳の高さ。
耳を中心に、目じりくらいまでが映るようにする。
商品がちゃんと見える角度にする。
笑うと目じりにシワが寄るので目は笑わない。口角を上げると頬のラインが上がります。
首元
ネックレス/ペンダント/チョーカーなど
カメラは胸の位置。
あごのラインが映るようにする。縁起が悪いので決して首で切らない。
顎を上げると首が長く見えシワも薄くなります。
ネックレスやペンダントの場合は長さに応じて三脚などを用い距離を取ると良い。
加工
加工は不自然にならない程度なら問題ありません。
画像の一部をカットする。とか、文字が入っているので反転するとか、暗くなってしまったので明るくする。とか。
ただし、他の写真と差が有ったり商品の色が変わるなど、あまりにも変化が大きい場合は「写真と色が違う」などのトラブルになりやすいので避けましょう。
あると便利な撮影アイテム
100円ショップや3coins、フライングタイガーなどで揃えることができます。
- 三脚
- ライト
- イヤホン
※iphone付属のイヤホンは、つなげて真ん中のボタンを押すとシャッターが切れます。タイマーの代わりに使えます。

まとめ
主役は商品で人物ではありません。
お客さまがご自身で使っているイメージを持ってもらう事が目的です。
写真撮影も自撮りも慣れです。たくさん撮れば慣れますし何より上達します。臆することなくたくさん撮りましょう。