「ネットで販売すれば、売れるようになると思っていた。」
そういうイメージが先行している反面。
「ネットで販売をしても、売れない。」
という情報もたくさん溢れています。
相反する、対極にありますが、そもそも「ネット。だから。」ではないところに勘違いがあります。
売れないとどうしても「作品に魅力ないのかな」「下手なのかな」負のスパイラルに落ち込んでしまうので、気持ちが楽になる「そもそも」のお話をします。
売れないのは売り方です
概要
販売をしても売れないのは作品のせいではない。
ネットで販売を始めると、始めこそ、凄い頑張ります。
操作に慣れようとする。たくさん出品をする。時間があれば、しょっちゅうスマホを開いて販売をしているプラットホームを見てしまう。
イイネが付いたかな?コメント入っているかな?アクセス数は有るかな?
でもなんか、思っていたより反応が無い…
もっとたくさんの人が見てくれるんだと思っていた。そしたら買ってくれると思っていた。だんだん気持ちが落ちて、最初の勢いはどこへやら。アプリを開くこともしなくなってしまいます。
誰にも見てもらえないのは当たり前なんです。
だって、まだ『信用』がないから。
ネットという世界にポッとできたばかりのアカウント。いくら有能なシステムがネットで動き回って情報を集めているとしても、その数は世界レベルで考えたら途方もない数になります。そんな簡単に見つけられません。
そこで、気が付いてもらうために『信用』を積み重ねていかなくてはいけません。
・素敵な作品を販売している作家だよ。というお客さまへの信用。
・販売する意思がシッカリしているショップだよ。というプラットホームへの信用。
・興味を持ってくれる人が多いショップだよ。というネットへの信用。
これらが必要になります。
『信用』を得るための手段が、『売れるコツ』といった仕法になるわけです。
出品を始めたばかり。販売し始めたばかりで、なかなか売れない。それは、まだショップ自体に『信用』が貯まっていないからです。
現実的に考えて、『信用』を積み重ねるって時間がかかりますよね。だから、そう簡単に売れるようにはならないんです。
販売をしても売れないのは作品のせいではない。そう思うと気持ちが楽になりませんか?
この『信用』の貯め方を今回も含めて5回でまとめていきます。
お客さま
お客さまに寄り添ったご案内ができているか?

物を売るって、物を買ってくださるお客さまが居ることで売買が成り立ちます。ですから、お客さまに『信用』してもらわなくてはいけません。
お客さまからの『信用』を得るには、お客さまに寄り添ったご案内ができていることが何よりも大切です。
作品説明文やSNSでの発信など、お客さまが知りたいことが書かれている、興味を持つであろうことが書かれている。
そういった積み重ねが、『信用』として育ち、「この作家さんから買いたい」となります。 お客さまから『信用』が得られる発信をしていきましょう。
プラットホーム
プラットフォーム独自のアルゴリズムを賢く利用する

プラットホームとは、ザックリ言うと出品をしているショップサイトのこと。ハンドメイドの場合は、minneやcreemaなどですね。
メルカリやラクマもですし、BASEやカラーミーもです。
あなたが販売をしている、ECサイト(プラットホーム)に、『信用』をしてもらわなくては売れる物も売れません。
どうすれば『信用』を得ることができるのか?それが、前にも書きましたアルゴリズムが関係します。
販売は、出品したら後は売れるのを待つだけ。ではなく、作品説明文を書き足したり、書き直したり、作品写真を撮り直したり、作品ラインナップの順番を変えたり、ショップのお世話をして、よりお客さまに見やすく分かりやすくしていくこと。手をかけてあげることが、プラットホームからの『信用』になります。
『信用』が得られるショップを運営していきましょう。
言い換えればグーグルに好かれるためにはどうすればいいか?を考える

ネットからの『信用』を得る。とは、言い換えればGoogleからの『信用』とも言えます。
これも前に書きました、Googleのアルゴリズムになります。
お客さま(ユーザー)の満足度は高いか。
それがネットからの『信用』を得るために必要なことです。そのために、何をすればいいか。は、小難しい事がたくさんありまして、SEO対策なんかもその一つです。
簡単。というか、やりやすいのはプラットホームのからの『信用』を高めることです。
ECサイトとしてネットからの『信用』が高い(高くなるよう頑張ってるんですよ)プラットホームであれば、プラットホームでの『信用』が得られれば、ネットからの『信用』は得やすくなります。 ネットからの『信用』を得て、たくさんの人に買ってもらえるショップにしましょう。
時間
信用を蓄積するには時間がかかる

ネットでの販売って、華々しいことは無く、地味な同じことを繰り返し。
経過を観察し、新たな施策を講じて、試して、良さそうなら取り入れ、芳しくなかったら別の方法を考えて…
ちょっとずつ「信用」を積み重ねていく。
だから時間がかかります。
普通の、リアルなお店も同じですよね。
ネットに出品したからと満足するのではなく、「信用」を得られる行動をとってください。何をすればいいか?ですが、
SNSなら、そのSNSでお客さまにどのような行動をとってもらいたいのか?例えば「ショップに見に来て欲しい。」なら、ショップに見に来てもらえるような投稿になっているか?見直してみましょう。
ショップ自体なら、お客さまが興味を惹く写真やタイトルになっているか?確認しましょう。
時間をかけて、ショップを育て、信用が高い運営をしていきましょう。