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パートを辞めてハンドメイド活動に専念する話

ハンドメイドとシゴト

パートを辞めたいですか?

ハンドメイド一本で、収入が得られるようになりたいけれど、パートの仕事(本職も含む)もしていて、いつか辞めたいとは思うんだけど、収入の心配もあり、そんな簡単に、今の仕事はやめられない。

パートに限らず、本職の定年後なども見据えて、ハンドメイドの収入を増やしていきたい。と思われている方は多いです。折しも、新型コロナウィルス感染症により、今までの働き方を見直さなければいけない現実の真っただ中で、すでに、職から離れざるを得なくなった方もいらっしゃいます。

本講座レッスンを受講されている生徒さんで、受講中にパートを辞めて、ハンドメイド活動に一層重きを置かれた方がいらっしゃいます。その方の記録を、掲載許可を得ましたのでまとめます。

いつか辞めたい

序章「パートもやっていて、いつか辞めたいんです。」

本講座レッスンの受講を始めた頃、「パートもやっていて、いつか辞めたいんです。」そうお話しされていました。ハンドメイド活動の経験が豊富で、「こうしていきたい!」と現実的に将来を見据えた活動目標をしっかりと持たれています。そして、必要としている人にお届けしたい!と、痒い所に手が届くサービスを頑張られていました。

でも、今(その時)の活動形態に、ちょっと疲れちゃってたんです。自分一人では限界がある。

じゃぁ、どうすればイイ?

体験ワークショップにいらっしゃったとき、何か、今後の活動のヒントを、探しておられる印象でした。終了後に、本講座レッスンの説明がてら一緒にランチを食べながら(ご希望の方だけ。ランチを食べるだけでもOK)、冒頭の「パートもやっていて、いつか辞めたいんです。」ってお話をしていました。

そして1年もたたず、「パート。辞めちゃいました!」

そうなったリアルな経緯(記録)を、明日から本格的にまとめていきますね。今日は序章にすぎません。明日は第一章「収入の心配」です。

収入の心配

第一章「動いてみてダメなら他のパートを見つければイイ。」

パートを辞められない理由。それは、収入が無くなること。

収入が無ければ生活ができなくなるので、収入の有無は死活問題。簡単にパートを辞めるわけにはいきません。

ですが、収入の減少を理由に辞められないでいたら、いつまでもハンドメイドは二番手のままです。

ハンドメイドしかないから。他からの収入が無くなるからこそ、ハンドメイド活動の本気度が増す。という考え方もあります。かなり手荒い方法ではありますが、自分とは裏腹に物事が動く時って急展開になりますから、あえて自分で仕向けるのも一興。

当人も、「動いてみてダメなら他のパートを見つければイイ。」と話していましたし、“そういうスタンス”になれたことが良かったのかな。と、私は見ていて思いました。
“そういうスタンス”とは、将来が具体的に見えたこと。

先だと思っていたことが全然先じゃなく、『もう』やらないければいダメじゃん!?と気が付けたことが、“そういうスタンス”への切り替え。

気付けても収入が無くなる不安から、色んな理由を付けて動かない人が多いのが現実。本当に辞められないのか?今一度見つめてみてください。

辞めるキッカケ

第二章「夢への道を書き出してみたら、案外近かった。」

本講座レッスンカリキュラムには、販売計画の考え方。そして実際に計画を組んでいく時間があります。そこで、「先だと思っていたことが全然先じゃなく、『もう』やらないければいダメじゃん!?」と言う現実と対面したこと。

その時が、辞めるキッカケであり、始まりです。

パートを辞めたい理由は、ハンドメイド活動に十分な時間を確保するため。

いつか…。いづれ…。と夢見る未来。“夢”であるうちは、とても遠いように感じます。でも、“夢”を現実に呼び込み具体的に考えると、けっこう、近いところにあることがわかります。そこで、近いのに見なかったことにして、“夢”というタイトルの箱に収めてしまう人と、近いことに驚きつつ、もっと見ようとグッと引き寄せようとする人では、未来が変わってきます。

収入面の心配。変化の不安もあります。やらなけれないけない事も増え、やりたくない事も出てきます。上手くいかないこともあるでしょう。それでも辞める。となったのは、ちょっと臭いフレーズですが、未来への道が見えたから。

『こうなりたいけれど、どうしていいかわからない。』と、やるべきことよりやらない理由の方が見つけやすい。だから、やらない。

『こうなりたいから、こうしてみればいい。』と。やるべきことがわかれば、やるべきことの方が目立つのでやらない理由は小さくなります。 本当に、その夢をかなえるのは遠い道のりなのか?道のりを細かく書き出してみてください。

いざ、辞める!

第三章「言ってみたら、全く未練ありません」

辞める!となったら早かったです。本講座レッスンが終わったその日のうちにパート先へ話をしていました。

勢いじゃありません。パートを辞めるのも、急には辞められませんよね。常識的に一か月前。そういう事情も考慮し、活動計画の逆計算をしていきました。その結果、この数日中にはパート先に話さないと、ズルズルと長引いちゃうね。という話になったんです。

パートを辞めるまで一か月かかります。『こうする!』と、やるべきことができるのに一か月単位で、先送りになる。一か月という時間が、長い?短い?と現実的になった時、(辞めるって言うのに)もう時間ないじゃん!?となったんですね。

辞めるってパート先に話すのに、躊躇が無かったわけじゃありません。収入面だけじゃなく、自分が居なくなったら代わりの人は探せるのか?などのパート先の心配だって出てきます。でも、それって、パート先の問題。当人のやりたいことを犠牲にしてまでの理由なのか?そんな話もしました。

ここまで読んで、私(三輪)がパートを辞めるように促した?という疑問も出てくると思います。私(三輪)は、当人が進みたい道を歩めるように、分かれ道で行きたい方向を確認しながら進んでいけるようにする役割。その道が『パートを辞めない』という先につながるなら、それがその時の最善なので、無理な修正はしません。

本講座レッスンを受講される前に、必ずお伝えするのですが、「ハンドメイドを仕事にしたい。」のはあなた自身。当たり前だけど私(三輪)の仕事ではなく、コンサルを受けているあなたの仕事。進むのも進まないのも、自分次第。」だから、私(三輪)は選んでもらう道を示し、案内する役割。主導であって主動ではないんです。

いよいよ終章「辞めたことを後悔しないために」へ続きます。

辞めたことを後悔しないために

終章「ぐすぐず言っているくらいなら、思い切って手放すのは正解だと思います。」

「ぐすぐず言っているくらいなら、思い切って手放すのは正解だと思います。」当人の言葉です。

今一度、現実をしっかり見る。

問)今のまま、パートを続けたままで、パート以外の時間を使ってハンドメイド活動で稼ぎが伸びる?
答)それはない。

理由はパートで疲れて、思った以上にハンドメイド活動ができない。年齢的に体力だって落ちていく。今より疲れからの回復が遅くなる。

だったら一層のこと、パートを辞めて、ハンドメイド活動だけにする。それでダメなら、またパートを探せばいい。

理想は、ハンドメイド一本でキチンと売上が上がること。

そうなるために、やるだけやってみてもいいですよね。

結果は失敗じゃありません。結果を踏まえて次に生かせないから失敗で終わっちゃう。

パートを辞めることがキレイごとじゃすまない人もいます。死活問題の人もいます。だから無理に勧めることではありません。ですが、手放すから、入って来る。手放すから、本気になる。そういうこともあります。

十人十色で、これは当人のストーリー。真似してもらいたいわけではありませんし、辞めることを推奨するわけでもありませんし、続いて欲しいわけでもありません。

ただ時期的に、そして社会情勢的に、仕事との向き合い方を見直す動きが強く、また、様々な選択肢が迫られてる方が多い真っただ中で、このように仕事と向き合った人が居た。ということが参考になればいいな。と思い、このような形でまとめました。

最後に、『当人』としてこの一連の流れを公表することを快く承認してくださったNさん。ありがとうございます。「え!そうだっけ?」ってことがあったらごめんなさい。事実をまとめたつもりですが受け取り方で差があるかもしれません…。 共通の想いである、誰かのハンドメイド活動の励みや勇気になれば幸いです。

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