当たり前と思わずに常に疑問を持つ
自分のことはわからないんですよね。
本講座レッスンで、私、結構な頻度で「何で?何でだろう?」って、言っています。その場面は、生徒さんに、純粋な疑問を投げかけていることもあれば、一緒に疑問を解決するために悩み、独り言のようにつぶやくこともあります。
独り言の時、私の頭の中はどうなっているか?と言うと、妄想をしています。妄想?引かないで欲しいのですが、本講座レッスンを受講されている生徒さんの、お客さまとなりうる人の思考や行動を追っているんです。
売れない“何で?”の解決の答えは、お客さまの行動に隠れています。売れるための“何で?”の秘密をまとめます。
何で見つけてくれるんだろう?
お客さまは、どうやって、あなたの作品を見つけてくれるんだろう?
本講座レッスンを受講されている生徒さんの作品を、お客さまは、どうやって見つけてくれるんだろう?それが「何で見つけてくれるんだろう?」です。
その答えとなる理由はそれぞれなのですが、
- 目的に適う物を探していた。
- 欲しいデザイン(形、色、大きさ等々)だった。
- 人から聞いた。
- 興味があった。(以前から知っていた)
- 共通点があった。
そういった答えから、見つけてもらえるために、何を強化すればいいのか、どう行動すればいいのか?要は途中式を推測します。ただ、私は途中式は出せても、答え合わせ(実践)は本講座レッスンを受講されている生徒さん自身。
実際にやってみて、上手くいってもいかなくても、その結果が大事で、改善につなげていけます。 「何で見つけてくれるんだろう?」あなたの理想のお客さまを想定し妄想してみましょう。
何で買わないんだろう?
自分がお客さまの立場になって、作品紹介文や写真を見れてますか?

「“イイね”は付くのに買わない。」何で?こんなに可愛いのに、出来が良いのに、他と違うのに、「何で買われないの!?」が、『何で買わないんだろう?』です。
まんまですね。
『何で買わないんだろう?』は、自分視点で見ちゃうとわからないので、お客さま目線で見ることが答えが見つかるコツです。
ここで焦ったらいけないのは、考えることを諦めること。
「見たらイイって思って欲しくなるでしょう?」なんて結論付けちゃうのはダメ。見てイイって思うのなんて、いくらでもあります。それで買ってたらお客さん破産しちゃいますよ…。
お客さまは他と比べて、吟味して買います。
吟味されるために、写真のクオリティ(『何を疑問に思うんだろう?』→写真)や、作品紹介文に書かれている作品の魅力(『何が知りたいんだろう?』→作品紹介文)。それら、自分がお客さまの立場になってみた時、「欲しい!これを買おう!!」って思えるかどうか。考えてみましょう。自分が思わなかったら、他の人も思わないんです。
何が知りたいんだろう?
客観的に。そして決めつけずに、知ってほしいことは全て伝えて知ってもらおう。

『何が知りたいんだろう?』って、お客さまからすると、デザインの細かいところとか、製作背景とか、使い方とか、作家自らの提案とか、素材とか、サイズとか、色とか、いろいろあります。
そういったところが、お客さまに伝えられているでしょうか?伝わっているでしょうか?
上に挙げたことって、発信する側(あなた)は、わざわざ伝えなくてもわかるだろう。って思ってしまっていたり、値段が高くなる理由として知ってもらいたいことではありませんか?
この、『お客さまは何を知りたいか。』を、考えたことはありますか?
この問いをすると、答えられないことが多いんです。
作品その物が珍しいと、作っている自分自身もその自覚が高いので、この問いの答えが出やすい。ですが、大半の人は答えに詰まっちゃう。 文字通り、客観的に あなたの作品を見てください。そして、どんなことを知りたいと思うか。考えてください。自分が「え?そこ??」って思う事こそ、知りたいことです。
何を疑問に思うんだろう?
疑問は先回りして疑問の答えを用意すると安心感から信用につながり購入につながる。

「これどうなってるの?」「これはどういうこと?」「何でこうなるの?」
作品自体を写真だけで見て、どこに疑問を感じるか?その疑問が解決する答えが他の作品写真でわかるか?あるいは作品紹介文にあるか?
作品の説明を読んで、作品写真と照らし合わせられるか?
疑問は不安につながり、買わない。という流れになります。
疑問を感じるであろうことは、先回りして答えを用意しておくことが、不安を払しょくし、信頼につながります。信頼は安心を引き出すので、買われる可能性が高まります。
作っていると、自分の作品のどこに、人が疑問を感じるかわかりにくい。出品したページを知り合いに見てもらって、このページから買うとしたらどこに疑問を感じるか?聞いてみるのがわかりやすいです。慣れてくると、疑問に感じそうなところが自分でもわかってきます。また、質問があったことは、同じように思う人が居るので、作品紹介文に追加するなど対処するのは基本。 ある程度、出品ページの体裁が整ったら、出品Go!です。そしてバージョンアップさせて育てていきましょう。
何で買うんだろう?
購入の決め手は、他の人にも決め手となる可能性を秘めている

作品が購入されたら、「何で買うんだろう?」好意的な視点。(否定的な目線ではない。)購入の決め手はどこだったのか?を振り返ってみましょう。
『購入の決め手』は、他の人にも決め手としての効果が見込まれます。ですから、その結果をより目立させてあげることが、次のお客さまの購入につながる可能性を秘めています。
『購入の決め手』はどこなのか?それは、お客さまとのコミュニケーションがあれば、その言葉の端々。レビューが入ったら、そのレビュー。アクセス解析が見られるなら、アクセス解析の数字や単語。何らかの目星をつけて、“そういう目線”で答えを探して見てください。
ただ見ているだけじゃ見つけられません。
そして、「まだ買われてないからわからない。」という方。
競合(同業他者/ライバル)を“そういう目線”で見てみましょう。
アクセス解析はわかりませんが、作品紹介文,写真,レビューなど、研究できる項目はあります。
好意的な視点です。素直に“そういう目線”で見るようにしてくださいね。気が付いたところは、自分には足りないところです。