小規模事業者持続化補助金の申請には条件があります。その条件をクリアすることで誰でも申請することができるようになります。
小規模事業者持続化補助金ってご存知ですか?商工会議所あるいは商工会が行っている事業で法律に基づき実施されています。
もちろん、ハンドメイドでも申請、利用は可能です。
これから新しく始めたい。という方はもちろんですが、新しい事業を展開したい。(←コレかなり幅広い意味です)と言う方も使えるので「えー…ワタシ関係ないしぃ」なんて思わず、頭の片隅に知識を置いておいてください。
知らないとそのままですが使えることは使った方がイイですよ。
・小規模事業者持続化補助金って何?
・どうすれば申請できるの?(申請条件)←今回
・どんなことが対象なの?(補助対象事業)
・申請には何が必要なの?(提出書類)
・自分で申請できるの?(専門家について)

申請条件を公募要綱から抜粋してみます。
(私の地域の管轄の商工会議所の要領を参考にしていますが商工会でもほぼ同じだと思います。)
1.小規模事業者であること
2.商工会議所(商工会)の管轄地域内で事業を営んでいること
3.本事業への応募の前提として、持続的な経営に向けた経営計画を策定していること
4.小規模事業者持続化補助金の交付を受けるものとして不適当な者でないこと
漢字が多くて小難しそうですが、普通にハンドメイドをしている方なら特に気を付ける項目は無いと思います。
ただ、ここに書いていないことで重要なポイントがあるんです。
それは『開業届を出していること』です。
この補助金制度に申し込むくらいなので開業届を出していることは当然という解釈なのか記載が無いんですが、プロ(中小企業診断士)に確認したところ「開業届は当たり前です。」とのことですので申請をするならばまずは開業届を提出しましょう。
さて、上記のそれぞれを簡単に説明すると、
1.業種で違いが有りますが、おひとりさまでのお仕事なら問題ありません。
2.“小規模事業者持続化補助金って何?”でも書いていますが自分の地域の管轄を調べてください。会員の有無は問いていません。
3.“申請には何が必要なの?(提出書類)”で書きますが経営計画を立てなければいけません。
4.非社会的組織に属してないよね?関係ないよね??ってことです。
申請の条件で気にする項目は無い方がほとんどかと思いますがポイントは『開業届』です。開業届を出したからと言って何かが大きく変わることはなく、多くの人が不安に思う確定申告が必須になることはありません。(確定申告についてはこちらをどうぞ)
私が提出したときに思ったのは想像していたよりも簡単で「え?こんなもんなの??」と拍子抜けしました。ある意味、ハンドメイドを本気で仕事として関わる覚悟があるかどうか?という最初のハードルかもしれませんね。