いまや日本各地で大きいのから小さいのまでハンドメイドのイベントが開催されています。ネット販売が身近になるまでは、こういうイベントが販売のメインだったわけですが、そのイベントへの出店。すごく沢山の経験を積まれている方もいますが、それで仕事として稼げていると思うのは危険です。
その時の稼ぎではなく、継続性を持った稼ぎがあるか?が仕事としての出店です。
ネットでは出品することで一仕事終えた感を抱いてしまうのと同じように、イベントに出店することで仕事をしたつもりになってしまいやすい。
イベントジプシー。あるいは寅さんになっていませんか?

仕事としてのイベント出店
仕事とするなら、自分についてくるお客さまの存在があって初めて仕事と胸を張って言えるといっても過言ではありません。
リピート客、リピーター、固定客、ファン…
そういう人たちです。
イベントジプシー。あるいは寅さんの状態で、自分が出展するイベントに来てくれるお客さまはいらっしゃいますか?
そういう人たちって、集客はイベント任せなんです。だから思うような忙しさにならないと「このイベントはダメ」そうなりやすい。
仕事として出店しているのに、肝心の売上の要となる集客を人任せにしたらいつまでたっても販売で独り立ちはできません。
参加費払ってるし…
そう思っちゃいがちですが、参加費って、場所代や会場の人件費で相殺されますよ。参加費からイベントの売上は期待できません。ですから参加費払ってるから集客はイベント任せと言うのは実は間違った認識です。
そうではなくて、自分の作品に興味を持ってきてくれる人を増やしましょう。それはイベントと言ったリアル販売でも、ネットと言うバーチャルな販売でも同じです。
仕事とする以上、集客から逃れることはできません。何らかの形で集客と正面から向き合わなくてはいけなくなります。それができないから、売れないと終わらせてしまうことになります。
集客の先に、自分の作品を心から欲してくれるお客さまに出会うことができ、リピート客、リピーター、固定客、ファン…といった形へ発展していくことができます。
明日は、リピート客に出会いやすいイベント出店のコツをまとめます。