販売をしていると、お客さまのためを思ってしたことが実はお客さまのためになっていない。そういったことがあります。
先日テレビで特集を組まれた海外とも取引をするベンチャーの若い起業家は「自然で嫌みのないサービス」であることが大切であると言っていました。
わからないうちにやってしまっている
親切の押し付け。
親切心があだとなる行為は売上に影響します。
とはいえ、どこまでが親切でどこからが不親切か。この塩梅が難しいんですよ。
もしかして知らないうちに自分もやっちゃっているかもしれない『押しつけがましいサービス』を改善し、簡単に取り入れられるスマートで嫌みのないサービスについて今週はまとめていきます。
選ばせない勇気の実践です。
要望を聞き入れすぎない(実践)
オーダーメイド以外で、自分の作品を販売して、お客さまが要望をする。というシチュエーションは『選択』の場合です。
ピアスとイヤリング。とか、
色。とか、
気軽に選択できる設定ができるようになりましたが、これが危険。
ついつい選択項目を使うのですが、お客さまにとっては手間でしかありません。
特に選択肢が多いとイヤになっちゃう。
そうすると、「面倒だからもういいや…」ってなりやすいんです。
お客さまのリクエストにお応えしたくて、お客さまのためを思って、取り入れる行動が、逆にお客さま離れを促してしまっているかもしれません。
買い物におけるお客さまの手間をいかに減らすか。
それが買われるための売れテクなんです。
たった一度のタップ(クリック)だと思うでしょう?
それが購入決定までの画面が切り替わるたびにあると何回必要になるでしょう?
ワタシなんて面倒くさがりなんで、何度も画面が変わり、なかなか購入決定にならず、いちいち画面に書かれていることを確認しなきゃいけないなんてイヤになって買わずに画面ごと閉じちゃうなんて数知れずあります。
お客さまの手を煩わせる行為をどれだけ減らせるか。
そのためにはどういう出品方法をすればいいかを考える。
それが要望を聞き入れすぎない実践編です。