面白い本を見つけました。
童話からビジネスの考え方をひも解いていくんです。
日本の昔話や、イソップ、アンデルセン、グリム…
童話って教えや戒めも込められた幼いころから身近にある物語ですが、意外や意外、ビジネス視点で読んでいってもそこから気づかされる学びがあるんです。
本に書かれているいくつかの童話から、ハンドメイドを販売すると直面しがちな事柄についてまとめていきます。
月曜日は『思うように売れない原因』について。
火曜日の今日は『何を売るかで迷ったら』について。
水曜日は『配送無料やラッピングのサービス』について。
木曜日は『マネ、模倣問題』について。
金曜日は『資格』についてです。
さるカニ合戦
さるカニ合戦の童話から読み取れる戒めって
意地悪をするとその身に帰ってくるよ。
ですよね。
私、この話については小さな頃から疑問があって
カニって柿を食べるのかな?
あらすじよりもそっちに疑問を持っていました。
幼心に、そこに疑問を持っちゃいけないことは感じ取っていて口には出さなかったんですが、いまだにこのお話は腑に落ちません。
ということは置いておいて、さるカニ合戦から読み取るビジネス視点は、なんでカニは自分にとって不利な陸で勝負をしてしまったのか?
なんです。
カニは水場が得意なのに、サルの得意な陸で勝負を受けてしまった。そもそもそこからして負けることはわかりきっています。
ハンドメイド販売ではどうでしょう?
色々な物が作れるが故。あるいは、何が売れるのか考えすぎてしまうが故。自分が一番得意な製作ではない製作物で販売をする。そう選択してしまうことがあります。
ハンドメイドは専門性の高い人。あるいは、その分野の技術や知識が豊富な人がたくさんいます。たとえ自分が他の人より詳しくても、より専門的に取り組んでいる人に適うはずがありません。
そこで商売をしようとしても勝てる見込みはないんです。
そもそも慣れない販売と言う活動です。売るための努力も自分が一番得意な分野でのほうが楽しめますよ。
純粋に、自分の得意な分野で販売をしましょう。