ハンドメイドの販売では
ついつい盛ってしまう。ことに苦言を伝えることが多いです。
配送のラッピングをついつい盛ってしまったり、
商品写真の撮影で小物を色々と準備してしまったり、
なのに販売価格では盛る(相応の価格にする)ことに抵抗を抱いていたり…
盛るということにも様々あるのですが
一番、盛りすぎだから!と注意するのは、デザインです。
盛りすぎる(凝りすぎる)デザインが何故、苦言となるのでしょう。
盛りすぎデザイン注意な理由
盛りすぎたデザインの作品って使いづらいので買わないんですよ…
ハンドメイドって技術ですし
自分が出来る術は使いたいと思う気持ちは私もWeb制作で体験してきたので理解できます。
多くの作家さんを見ると、とても素敵な凝ったデザインの物を目にする機会が多く、自分はこんなんじゃダメだ!と思ってしまう気持ちもWeb制作で経験してきたので痛いほどわかります。
でもね。そういったのって、特殊中の特殊だったりするんですよ…
「普段使いにどうぞ!」なんてコメントが書いてあるんですが、このデザインで普段使いってどういう時に使うのよ…
正直、突っ込みどころ満載だったりします。
そして、その解決策(使用例)は書いて無くて、買い手に丸投げ状態。
本講座のレッスンでもお伝えするのですが、
「例えばカフェなどで周りを見渡してください。みんな、どんなアクセサリーを身に付けています?意識して見るとシンプルな物が多いんです。普段使いって言うのは、そう言う物なんですよ。今、作ろうとしている物は、カフェにいるどんな人が身に付けそうですか?」
ちゃんと、その作品を使っているシーンを思い浮かべ、それを伝えられることが売れテク作品です。
そうすると、比較的シンプルで、盛っていない物になりやすく、それで本当に売れるのかと不安になるんです。
そういったシンプルなのが嫌ならば、では、どういう時に使うのかを明確に伝えられるようになりましょう。