ハンドメイドを仕事にしたい!
と考えて、
あんなことしたい。こんなことしたい。
あぁいうふうにやりたい。こぅいうふうにやりたい。
あぁしたらいいんじゃない?こぅしたらいいんじゃない?
考えている時間って楽しいですよね。
でもちょっと待って!
それって本当に、仕事として成り立つの?
仕事とは利益を得られることです
仕事としてのハンドメイドで重要なのは
「それ」をすることで、どんな結果を得ることができるか?です。
仕事ですから、得たい結果は「利益」です。
仕事にしていきたい!と
その術を夢見て、
いざ、実際にそれができるようになると利益にならない。
仕事にした”つもり”に、なっている人が多いんです。
わかりやすい例えだと、
店先でよく見かけるワゴンセール。
ワゴンの商品は利益が低い品ですが安いので、
お客さまに目と足を止めて興味を持ってもらい、
欲しいと思う品があれば、お店のレジでお支払い。
そうすることで、お店の中の商品も見てもらいやすくなり、
他にも買ってもらえる可能性が広がり、
そこのお店で一度買ったことがあるという安心感から次もまた来てもらいやすくなります。
(カルディの試飲コーヒーをイメージしてもらえるとわかるかな?)
で、仕事の”つもり”になっている人は、
ワゴンセールの状態ばかりになっているんです。
利益の薄い、もしかしたら赤字になることばかり頑張ってしまい、
その先にある、本当に買ってもらいたい商品を買ってもらえない。
いろんなお店に声をかけて、商品を置いてもらえてはいるものの、そこから買ってもらえない。
お教室を開催したものの、マージンや会場費で手元に残る利益が低い。
などね。
仕事って「それ」だけで利益につながるとは限らないんです。
捨て石の事業があり、それを踏まえて利益につながる事業がある。
なんていうのが多くのパターンです。
なんだかとっても規模が大きい話になっている?
いえいえ、仕事ってそういうものです。
仕事にするぞと意気込むと、
「今」と「すごい先」を夢見がちです。
「すごい先」に行くためには、
「今」を固めることと、「ちょっと先」を現実視し、
どうすれば「ちょっと先」に行けるか?を考えましょう。
「ちょっと先」を繰り返していると、
「すごい先」は気が付いたら通過しているんですよ。