ハンドメイドを仕事とすると、
いろーんな人が、
いろーんなことを言ってきます。
よほどのことでもない限り、そのほとんどが善意です。
趣味でハンドメイドを楽しんでいるだけなら、
その意見を取り入れてもいいのですが、
仕事とするなら、
アドバイスを取捨選択する勇気が必要です。
なぜ勇気なのか?
せっかくのアドバイス。無下にしたら申し訳ない気持ちになっちゃったり、
そのアドバイスにうまみがあるように見えちゃったりするからです。
普段はマンツーマンなのですが(生徒さんの受講時間間違い)同時受講の相乗効果から見えた、
リアルで生々しい悩みや不安、そして改善策,解決策についてまとめます。
アウト・オブ・ターゲットとは?
自分のお客さまでは無い層のことです。
その層に働きかけない。
と言うのがビジネスにおいてのアウト・オブ・ターゲット。
アドバイスをもらっても
自分のターゲット層に響くことでなければ聞き入れる必要はありません。
なぜなら、自分の作品を好む層には響かない事柄だからです。
だから
アウト・オブ・ターゲットに向けた働きかけは必要ありません。
自分の作品に興味がないからです。
興味のない人にどんなに働きかけても
興味を引き付けることはできません。
例えば、
『スマホがあるから腕時計はいらない。』
という人に、
腕時計を販売しようとしても売れません。
必要がないから。
『プレゼント用に』など、違う切り口で伝えたとしても、
その時にならなければ買いません。
そして、その時まで根気よく待っても買ってくれる保証はありません。
(売れない人は『その時』を期待する人が多いです)
時間と労力がもったいないと思いません?
気に入って買って大切に使ってくれる気もしません。
だったら、腕時計が好きな人に働きかけた方がよほど効果的で品も幸せです。
十人十色。
いろんな人がいて、いろんな意見があります。
だからこそ、
「そんな意見もあるんだー。」
っと、刺激として得ることはあってもいいのですが
すべての意見を聞き入れていたら
様々な部分で支障をきたすキャパオーバーしちゃいます。
アドバイスは有難く傾聴し、吟味し、取捨選択する。
有難いとは、難が有る。と書くんだから面白いですよね。
もうね、そういうアドバイスが面倒くさいと思うなら、
「仕事にしたの!」と吹聴せずにいることも得策です。
自分の販売スタイルに確固とした軸をもち、
アウト・オブ・ターゲットが明確になるように行動しましょう。