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ハンドメイド作品のSaleにしない物とする物の決め方

ハンドメイドとシゴト

値下げをした方が良いのか。

 

販売を始めると

様々な場面でその問いと向き合わなければならなくなります。

 

定番、 流行り、相場、限定…

 

値下げの対象にする品をどうやって選べばいいのか。

もしかして、全品、値下げした方が良いのか。

 

セールや値下げは、ショップを運営していく上で

在庫の現金化だけでなく、

呼び水になったり、スパイスになったり、とっかかりになったり、

様々な意味を持ちます。

 

そうは理解できても

何を対象にすればいいのか迷いますよね。

値下げ対象の品の決め手についてまとめます。

商品(製品)ライフサイクル

 

マーケティングの話になりますが、

品物にはライフサイクルがあります。

 

導入期→成長期→成熟期→衰退期

商品は4つの段階を踏んでいきます。

 

まずはこの流れに乗せることが最初のステップではあるのですが、

値下げと言うのは

衰退期に入った品。あるいは、衰退期に入りそうな品。

を見極め、チョイスすることになります。

現金化させるということですね。

 

現金化と言うと生々しいですが、

現金化することは売上の意味だけではなく作品の鮮度を保つ意味もあります。

なぜなら、定番品ならともかく、『今』売らないでいつ売るの!?

と言う品(流行や季節物、カレンダーイベント品など)に関しては

セールをうまく利用して、その年の物はその年のうちに捌いちゃいたいですね。

 

流行物はライフサイクルが短いです。

この先も流行り続けるとは限らないので見極めがポイントになります。

季節物、カレンダーイベント品は次年に持ち越せると言えば持ち越せますが、

1年間、在庫として保管しなければいけない場所や保管に関する手間。

また、技術的なことではクオリティに差(腕が上がっちゃうでしょ?^^)が出やすく、

併せて、

品自体あるいは保管によっては劣化の可能性もあります。

これらってトラブルにもつながることが有るんですよね…

 

ですからその年の物はその年に売り切ったほうが

売上にもなるし、場所や手間も省けるし、トラブルの防止にもなり、

とっても重要なことなんです。

 

また、慣れない販売で単調になりやすいショップ運営に刺激(スパイス)ともなります。

新規顧客の獲得やビジネスチャンスに出会える可能性も秘めていますので

計画的に値下げ(セール)を取り入れましょう。

 

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