結論から言うと、
マネを防止することはできません。
それは昨日のメルマガで書きました。
そしてマネを抑止することはできます。
とも書きました。
防止することができないというと解決にならないと思う気持ちはよくわかりますが
抑止することができるだけでもすっごく変わります。
月曜日は「法的処置」について。
火曜日は「抑止するための強み」について。
水曜日は「マネされにくさ」について。
木曜日の昨日は「アレンジ力」について。
金曜日の今日は「泣き寝入りしないために」です。
まとめます。
アレンジってどういうこと?
マーケティングの中で
コア・コンピタンス
という言葉があります。
「顧客に対して、他では提供できないような利益をもたらせられるもの。強み、自分だけが出来る事。」
要約するとこんな感じなのですが
- 顧客に何らかの利益をもたらす自社能力
- 競合相手に真似されにくい自社能力
- 複数の商品・市場に推進できる自社能力
Wikipediaより抜粋
この3つを頑張ることがマネへの抑止力となります。
今日はその中の1つ。「複数の商品・市場に推進できる自社能力」についてです。
ざっくばらんに説明すると、自分の強みでもあるコアな部分を他の作品にも利用・採用できる幅広さですね。
少し手を加えて別のカテゴリーにも進出することができると
より知名度が高まりますし
そのカテゴリーの市場を先行で独占することができるようになります。
そうなったら、昨日も書きましたが第一人者です。
分かりやすい例えだと、車の業界の話があります。
車の「エンジン」というコアになる部分をアレンジして、芝刈り機や雪上車にした。
ということがあります。
アレンジができるようになると流行り廃りに左右されやすい不安を軽減することができます。
しかし注意も必要。
販売を始めて多くの人は早い段階でアレンジの行動を起こしますが
(アレもコレもやりたくなっちゃうんです…)
信用や信頼が成り立たないうちに始めても、
どっちつかずになったり、作品ラインナップに統一性が無かったりすることで
逆に顧客離れが進むこともあります。
アレンジをするには、アカウントの整理など準備が必要ですので
行き当たりばったりでなくじっくり考えて行動できるように注意しましょう。