販売では、色を上手に使って売り上げを伸ばす。
というマーケティング手法があります。
人間は視覚からの情報認識が8割などと言われています。その視覚から得られる情報の中で、色は大きな役割を果たし、その役割を利用した販売方法が、カラーマーケティングです。
簡単なところだと、
夏は、青などの寒色系。冬は、赤や黄などの暖色系。
それぞれを多用する。
と言ったことです。
何気なく選んでいるだけではもったいない!
色の力について、5/31に「カラーマーケティング セミナー&交流会〜色の力の効果を知る〜」を開催(2018年開催のため終了)しますが
その開催前に、色についてを改めて意識を高めましょう。
せっかくですから、それぞれの色についてまとめていきますね。
月曜日は「赤」。
火曜日は「青」。
水曜日は「緑」。
木曜日は「黄」。
金曜日は「白と黒」。
今日は「青」です。
青色の持つ力
青色が好き。という人は多いですね。
青の持つ色のイメージである、
清潔、信頼、堅実、清潔、慎重、冷静、常識、クール、クリーン
といったことを訴えたい場合、多く使われる色です。
病院、薬局、法律、銀行、証券、
などの企業で目にすることの多さからも分かる通り、信頼や信用、クリーンな印象を抱かせたい場合に使われます。
そういえば、青色で思い出すのは、まだWeb制作がメインの仕事だった時、企業向けに研修をしているお堅いWeb制作の受注をしたことがあります。
イメージは誠実、堅実、信頼を高められること。
メインに使う色をお聞きしたところ、「ピンクが好きなので、メインカラーはピンクにしたい。」と言われて、笑顔が固まったことがあります。
ピンクから堅い印象ってどうすれば繋がる…?
結局、色の意味や心理的な働きをお伝えし、青色メインにピンクをアクセントに入れるデザインで落ち着きました。
未だに青のイメージを語るうえで忘れられない出来事です。
さて、話を戻します。
青色はクールダウン的な効果を促す副交感神経に影響を及ぼす色でもあるので、リラックス効果のある色でもあります。
ただ、
冷淡、悲しみ、不安、心配、などのマイナスな印象もあります。
青色は海や空と言った自然の色でもあり、その影響からか、青色を売りに、作品を展開し、販売している人を目にしますが、販売に於いての青は、「欲し―!買っちゃうー!!」と言う高揚感を下げ、「んー…やめとこうかな」と言う流れになりやすいので、作品以外のカラーとして使用する場合には気を使いたい色です。
色は取り入れ方次第で、デザインの幅だけでなく、その効果を利用し、多様な意味へ導くことができます。
色についての意識を高めた制作ができるようになるのはお勧めですよ。
色の学びに興味があったら、5/31開催「カラーマーケティング セミナー&交流会〜色の力の効果を知る〜」(2018年開催のため終了)へお申込みください。
色彩心理の専門家から、初心者さん向けに色についての基礎のお話をしてもらいます。