「ハンドメイドの販売に於いて差別化が必要なのでしょうか?」
答えは
「必要です。」
なぜならハンドメイド市場は飽和状態だからです。
出品してもなかなか売れないから、ちょっとの焦りもあって出来ることを何でもやってしまおうと思う。だからいろんなことに手を出して広げてしまいやすいのですが、そもそもそれは間違いです。
“インターネット”という世界につながるツールで、スピード感のある印象だから間違いやすいのですが、インターネットでの商売って育てることが求められるので時間が必要です。特にそれが販売初心者でインターネットの土壌(システム)がわからないならなおさら。
物を売ることは「商科、商業科」という立派な学問です。
販売を仕事として成り立たせたいのであれば商売を学ぶべきではないでしょうか。今のハンドメイド市場に必要な商売には欠かせない差別化についてまとめます。
差別化がなぜ必要なのか?
ハンドメイドの市場というのは、ハンドメイドが「好き」な人ばかりが集まった市場です。ハンドメイド好きさんたちの間だけで作品もお金も流れています。購入希望者より出品数の方が多いという現象が飽和状態な今のハンドメイド市場です。
ハンドメイドが、趣味という領域から少しだけ社会に浸透はしましたが、一般の人がハンドメイド品を購入の選択肢に入れるか?minneやcreemaで買う?というと、まだそれほど身近ではありません。(OTCでは一般市場でも流通できる販売を目指しています)
同業者間での流通です。同じような、似たような、どこかで見たことがある。そういった作品が多く、そこから一歩抜きに出るためには差別化をしっかり設定することがポイント。
差別化するための考え方
昨日のオリジナリティを差別化の入り口として書きましたが、その次のステップです。
オリジナリティが明確になったら、周囲を把握することです。
ライバル、競合他者、社会からの認識などなど…
差別化は、増やすことと減らすことを見極めた先に答えがあります。
増やす?減らす?
長くなるので別の日にまとめます。