ハンドメイドの販売に関わっていると、「オリジナルなんです。」という言葉を耳にします。
ハンドメイド品は、大量生産品にはないオリジナル的な要素が「売り」なので、その言葉でお客さまに特別感を抱かせたい気持ちは理解できるのですが、それを天下の宝刀のごとく発するのはいかがかな?と思うんです。
多くの人が発する「オリジナル」という言葉はデザインや形と言った、視覚化されやすいところを指しています。
要は「物」です。
しかし、本当の「売り」は「そこ」じゃない。
なぜなら、似たような物がたくさんあるから。
ハンドメイドだと、パーツ事態は大量生産品で、そこからのアレンジが「オリジナル」ということになってしまいやすい。「オリジナル」というには、なんとなく薄っぺらい印象です。
一個人で、パーツまで開発するのはなかなか厳しいところなので、そんな細かいことまで言っていたらオリジナルなんて出来ない。となってしまいますが絶対的なオリジナル。があるんです。
それが
「オリジナリティ」
オリジナリティは強化することによって売上を伸ばすことができます。オリジナリティとオリジナルって何が違うのでしょう?まとめます。
オリジナリティとは?
その「物」にたどり着くまでの「過程、工程、想い、方法」といったところです。
同じ先生から、同じ作品を、同じ作り方で習ったとしても、その先生に習おうと思った理由や、なぜ作り方を習いたいと思ったのか、そういった作品が生まれるまでの背景は人それぞれです。
これまでの人生の経験や、培ってきた技術、好み、といったことで同じ作品を創ったとしても同じ形かもしれないけれど、その品に込められたものは違う物が生まれます。
その「背景(オリジナリティ)」を表面化させることが売上を伸ばす大切な要素です。
世界観やストーリー性、センスやデザイン、サービス
そういったあなただけの特徴という括りでもありますが自分の事って何気にわからないんです。
頑張って自分の引き出しを探し棚卸をしなければなりません。
オリジナリティが明確になると
自分だけが出来る事。
自分だから出来る事。
そういったことがハッキリするので
差別化
ができるようになります。
差別化は文字通り他との違いですから、見た目だけじゃないオリジナル性に説得力やを強い印象付けをすることができます。だから売り上げを伸ばしていくことができるんです。
まずは自分の棚卸から始めてくださいね。本講座のレッスンでは皆さんが頭を抱えるところなので結構大変ですよ☆