何でもいいけれど、とにかく何かを作りたい!
そのような気持が溢れること。
ありますよね。
デザインやセンス、使用用途、パーツ準備といったことを考えないで
とにかく純粋に何かを作りたい。
そんな願いをかなえてくれるのがキット販売です。
このキット販売。
通常の販売とは異なりますので
単純に作品をキットにしたからと言って売れませんので注意が必要です。
キット商品を購入するお客さまは
そのキットを作ることができるだけの工具を持っている人。
と言うことになります。
当たり前なことなのですが意外なことに気が付かない。
誰彼構わず売れるものではありませんので
キットで売ってみようと軽い気持ちで手を出すのはおススメしません。
作り方説明書やパーツ準備など、何気に準備も大変ですしね。
キット販売に向いているのは
お教室の先生といった、教えることがメインの人が向いています。
作り方説明やパーツの準備なんかは慣れていますし、
なにより、購入を考える人は作りたい人ですから工具などを持っている可能性が高いです。
生徒さんに向けて予習や復習といった意味合いでの販売であったり、
お教室に興味を抱いてくれた人に向けて(工具などを使わない)簡単なキット制作を体験してもらうための動線であったり、
ただ単純にキットにして販売するのではなく
何かしらの意味を持って販売をすると非常に効果的な役割を担ってくれます。
キット販売は「何かを作りたい」という願いを叶える商品ですので
使用用途ありきの販売感が少し薄れます。
(使用用途を説明できないのは流石に売れません)
「何かを作りたい」という希望が叶うと、「その作った物を使いたい。」
という希望に発展しますので使用用途は明確にして販売してくださいね。
販売は、必要とする人がいるから成り立ちます。
必要とする人に、商品だけでなく(欲しいと願う物があるよと)情報を届けられてこそ
初めて成立しますので
必要とする人を考えた思考をするようにしましょう。