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可愛い!なのに売れない。ハンドメイドにありがちな失敗する販売からの卒業

インターネット売買

インターネットでの販売は、文字や写真で作品を見せて販売をするわけですが、

これが書けない。キレイに写せない。

という悩みを理由に、ハンドメイドを出品しても売れないよ。という思い込みになってしまっています。

売れないことはありません。

文章を書くことから遠ざかって久しいのに文章がいきなり上手になるわけはなく、撮りなれない写真が急にキレイに写せるようになるわけはありません。

毎月開催しているワークショップでは

・商品紹介文の書きやすくなるためのコツ
・商品写真がキレイに写せるようになるコツ

をお伝えしていますが、結局のところ、ワークショップをきっかけにコツを知ることができても、実践しなければ上達することはなく、結果、売れるようにはなりません。

じゃぁ、経験を積まないといつまでも売れるようにはならないのか?
というと、経験ばかりが全てではありません。

文章というのはあくまでも体裁。
外見よりも中身にどれだけ伝わることが書かれているか?ということで売れる・売れないの差になっていってしまいます。

作品が可愛ければ良い。ではない、伝え方の中身についてまとめます。

ハンドメイド作品を見ていると、「可愛い~!」という言葉をよく耳にします。

誉め言葉ではありますが、可愛ければ売れるのか?というとそれはまた別で、それだけでは売れません。

可愛い~のに売れないのは、ニーズがないからです。

物が溢れ、供給過多、成熟した社会の今において、何でもかんでも目にした物を買うということは落ち着きました。必要とされない物(ニーズのない物)は買われなくなっています。

そこで購入に結びつけるためには、付加価値がポイントになってきます。

付加価値とは、付け加えられた独自の価値。

ということになりますが、他にはない特別感や満足感、優越感を得ることができる物の「背景」です。

特別な素材を使っている。とか
特殊な技法により強度が強い。特殊だ。とか
制作工程にこういうこだわりがある。とか
こんなのがあったら便利だな。と思って作った。とか
こういう風にも使えるので便利です。とか

用途や代替品、提案といった風に様々な視点から考えると何かしら付け加えられる独自の価値。が出てきます。

可愛いのに、使用用途もあり、特別感が得られるのであれば、ちゃんと買われます。それらを表現できるようになることが、可愛いだけで売れないハンドメイド販売からの卒業です。

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