年末になって驚くニュースを耳にしました。
ゲームセンターでわざと商品を取れないようにしたゲーム機を置いて荒稼ぎしたとか。
少しずつ詳細が分かってきましたが
かなりの被害があるようですね。
私の実家が経営していた商店でも
オープン当初は店頭にゲーム機を置いていました。
ゲーム機と言っても今みたいのではなく、
イメージ的には、
「団地ともお」ってNHKで放映していたアニメをご存知でしょうか?
そこに出てくるコンビニエンスの店頭に置いてあるのと同じ感じです。
画像をお借りしてます。(http://animekuntv.blogspot.jp/2013/06/8.html)
ゲームがどうという話ではないんですが、
商売って、足し算と引き算のバランスが大事だと思うんです。
利益の大きい品もあれば、利益の薄い品もある。
そういった販売価格の幅を上手にコントロールして
合算して利益を出せるようにしていきます。
ゲームセンターの話で例えると
お客さまがゲームで商品を獲得できれば
それは店側にとっては利益が薄いどころかマイナスかもしれません。
しかし、みんながみんな、そう簡単に取れないから利益を出すことができるわけです。
(利益が大きくなるということ)
出す物(商品)は出さず、
入ってくること(利益)だけを求めたら
それはもはや商売じゃありません。
インターネット販売では、
特に個人が出品しやすいフリマアプリやECサイト(ミンネなど)での販売だと
ひとつの商品に対する利益の負担がとても大きくなってしまいます。
販売手数料が一つの商品に対してかかるからです。
だからついつい、ひとつの商品で高い利益が確保できるように設定してしまいがちです。
そうすると、全体的に「高額なお店」になってしまうので
なかなか購入に結びつかない。という悪循環に陥りやすくなります。
販売価格の求め方についてのワークショップ開催しています。
http://sun-rings.com/owners-training-club/workshop/form/
先にも書きましたが、
商売は足し算と引き算です。
利益の高い品もあれば、利益の薄い品もあり、
そのバランスを全体のラインナップを見ながら出品を考えていかなくてはいけません。
足し算と引き算。
そして
鳥の目(全体を見る)と虫の目(詳細を見る)。
も大事になってきますね。
あら複雑で難しそう…
そう、物を売るって、難しいんです。
オーナーズ・トレーニングクラブでは創業支援モニター募集中です。
本気で、ハンドメイドを販売で仕事にしたいなら
物を売ることも理解しましょう。