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オーダーハンドメイドのセンスとデザインは誰のため?

ハンドメイドとシゴト

私の創ったハンドメイド作品を気に入ってくれたからオーダーメイドを頼んでくれたのかな。

と、考えるのが普通のオーダーメイド受注。

オーダーメイドのハンドメイドで予想外に手間を取られるのが、この私のセンスとデザイン。です。

不思議に思うかもしれませんがこれが本当に厄介。

お客さまは依頼する以上、自分の思うような作品を欲します。それは当たり前ですよね。そして制作者側は、自分のセンスやデザインを気に入ってくれて注文を入れてくれたと思います。

この2つの気持ち。

いつまでも平行線のままで、何も対処しなければ交わることは無く、

最後は両者ともに消化不良のまま、妥協案で仕事を終えてしまうことも少なくありません。

そんなオーダーメイド依頼。嫌ですよね。

 

最初はお互いが目に見えない状態で話を進めていきます。

制作者側は自分で作り出すものですから話だけでも完成形の想像はしやすいのですが、お客さまはそうではありません。

「こんな感じ」というイメージは抱えていても具体的ではないところがあります。そして実際に手に取れ、目に見える状態になった時、ここはあぁしたい。あそこはこぅしたい。色んな思いが溢れてきます。

対価も発生するわけですから、思うような物に仕上げたいと思うのは理解できますよね。

とは言え、制作者側はお客さまの要望を全て聞いていたら、それは自分のセンス、デザインではなくなってきてしまします。

技術と素材を提供しているだけに過ぎないのか?
だったら私じゃなくてもよかったんじゃないか?

そんな葛藤が芽生えます。

問題を無くすには、お互いがお互いを尊重し、しっかりとしたコミュニケーション。そして改めて別で書きますが受注基準が必要になります。

お客さまからの自分自身への信頼はもちろんですが作り手である自分のことをお客さまが理解できているか。受注する側もお客さまを選ぶ勇気を持ちましょう。

明日はこの流れで「信頼のおけるお客さまであるか」について書きますね。

お楽しみに。

あ、改めて書く「受注基準」は金曜日を予定しています。

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