どんな人が、私の作品の、どんな物を、欲しいと思ってくれるんだろう。
そんなことを疑問に思ったことはありませんか?
お客さは、欲しい物があるから買い物をします。
店側は、お客さまが欲しいと思うものを考えて品をチョイスします。
それが売買の基本。
ハンドメイドを仕事にしたい!
と言うのは、「自分が好きで創った物を売って収入を得たい。」という本来の売買とは違う目的を含んでいます。
なので販売をするのなら、工夫が必要になります。
ハンドメイドを仕事として収入を得ることができている人は、その工夫がキチンと理解できていて、考え、伝えることができている人です。

売るための工夫。
それは難しいことではありません。
販売では基本の1つ。
「お客さまは、どんなものをが欲しいんだろう?」
それを考えるだけです。
顧客のニーズ(What)です。
物を売るためには、「何が欲しいんだろう?」を考えて品物を仕入れ出品をするわけですが、ハンドメイド販売の場合、「自分が好きで創った物」という、お客さま主体ではなく自分主体の考え方が存在します。
仕事なんだから、自分主体じゃなくお客さま主体じゃなきゃダメでしょ!
と、言うのは簡単。
ですが、なかなかそれは受け入れ、割り切れないのが、ハンドメイドを仕事にしたいと夢見る人の複雑な乙女心です。
乙女は欲張りですよね。
私も欲張りですもん♪(^^)
とはいえ、じゃぁ、何もしなくても売れるようになるのか?と言うとそんな甘いことはありません。
もしそれが達成出来たらみんな売れっ子作家ですからね。
自分が好きで創った物とお客さまのニーズを照らし合わせる事です。
そのためには、前回の記事で書いた、Who(誰が)がきちんと設定できていなければそもそもニーズを考え出すことはできません。
自分の創った物を欲しいと思ってくれるお客さまであれば、自分と感性が近い人と言うことになりますよね。
そういうお客さまが欲しいと思うニーズを考えるのはそう難しくはありません。
目の前のその作品と、お客さまのニーズが合う言葉を見つけ、表現し、伝えられるようにしましょう。
What(何を)
ちゃんと考えてくださいね。
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