物が売れるには
探され、選ばれるという見えない競争があっての結果です。
インターネットでの出品は
「売る」ということが簡単になったことで
「売れる」ということも簡単になったと認識に誤解が生まれています。
これならきっと誰かが買ってくれる。
そんな気持ちで出品しても、売れることはありません。
そんなに簡単に売れていたら
出品している人みんな人気作家になっています。
物を売るためには、消費者のニーズに応えられているか?
という大きなポイントがありますが
ハンドメイドの場合、加えて「可愛い!」と思ってもらえるかというポイントもあります。
もう一つおまけに、
「買っちゃおっ☆」という「可愛い!」からの流れにつながらなければ
探され、選ばれるという買われるためのスタートラインに立つことは許されないのです。
その目の前の作品は、そのスタートラインに立つだけの資格はありますか?
ハンドメイド品って、どれもこれも女子心をくすぐる可愛い品ばかりなので
「可愛い!」と、思ってもらうのは難しいことではありません。
正直、そこのハードルは低いです。
その昔、小学生女子にビーズで作ってあげたことがあるのですが
作っている行程から目がキラキラしてました。
女子のハンドメイドカワイイは幼き頃から培われています。
だからこそ、可愛いだけじゃ買われない。
可愛いのは当たり前、
そこにお金を払って買うだけの何かが無ければ買われることはありません。
何かって何?って、やはりニーズですよね。
ハンドメイド品って、可愛い!と言われることは多く、
「コレなら売れるんじゃない?」
なんて言われることも多いですが、
可愛い!
と、
買われる。
は違います。
思い違うことなく消費者のニーズを考えた出品をしてあげましょう。