出品する工程で一番頭を悩ませるのは作品紹介を書く欄。
何を書いていいのかわからず
業務連絡のようなそっけない文面になりがちです。
伝えなければいけないことを羅列すると、
そうなっちゃいますよね。
最低限、必要な作品コンディションやスペックの記載は当たり前ですが
それだけではお客さまは買いません。
なぜなら、魅力が伝わらないから。
ハンドメイドって、そのカテゴリーについては人より詳しいことが望ましい分野です。
専門品であり買回品といった耐久消費財、趣味品は
お客さまは豊富な商品知識に魅力を感じやすい傾向があります。
商品知識とまではいかなくても、
お客さまの立場に立った販売と言うのは重要視されます。
ニーズが無ければ買われない分野であるからです。
そのためには、作品に対する理解を深めることが大切。
自分が創った作品なのに、理解を深めるって矛盾しているように感じますが
自分が創ったからこそ、当たり前のことを見逃しています。
どうすれば、作品理解を深めることができるか?
は、昨日のメルマガで書いていますので割愛します。
今日は文字にする。言葉にする。と言うことについてまとめていきますね。
まず、ハンドメイドと言うカテゴリーの場合
作家のコダワリや想いと言う部分に惹かれるお客さまは、います。
コダワリや想いだって伝わる表現ができれば立派なアピールポイント。
ですのでその作品にある背景を客観的に把握しましょう。
そのためには頭の中にあることは頭の中から出してあげることです。
箇条書きでもいいので紙と鉛筆で視覚化のできる状態にするんです。
センチメンタル(って書くとジャーニーって続けたくなる…)今はエモーショナルの方が流行かな?
そういったチョット恥ずかしいことでもいいんです。
必要なければ使わなければいい。違う言葉に置き換えればいいだけですからね。
頭の中にあるだけでは、超能力者じゃあるまいし伝わりません。
それに、頭の中から出してあげると
思ったより少なかったり、すごく多かったり
そんなことでも発見があったりします。
そして箇条書きになった言葉から
お客さまのニーズを考えてマッチング(変換)させてあげましょう。
飾る必要も、キレイな文面である必要はありません。
そういったノウハウ的なことは経験と学びで身に付けていくことだから。
まずはニーズを意識することです。
ニーズって、お客さまのことを考えていないと考えられませんから
相手本位で考える。という販売の基本が活きてきます。
考える。
と言う行為なくして売れるようにはなりません。
作品のこと。お客さまのこと。
考えましょう。