売る。と言うことはどういうことでしょう?
そんなことを考えるきっかけになった
「売る気、ある?」
な、状態のハンドメイドイベント出展者(売り手側)。
昨日のメルマガでは、相手本位であれ。
そのように締めました。
誤解しないでほしいのですが、
お客さまは神様です。
で、ある必要はありません。
出展者側(売り手側)にもお客さまを選ぶ権利は、あります。
しかし、相手本位を理由に相手の行動に頼り自分から行動を起こさない。
というのは違います。
それはもう他力本願でしかありません。
相手の気持ちになって働き掛けること。
それが相手本位の行動になります。
昨日まで書いていたイベント出展時の良くある店番風景。
- 制作をしている
- 店頭ディスプレイ(陳列)ばかりをいじっている
- スマホをいじっている
- 他の参加者と話してばかりいる
- 下を向いている
この「どこ見てんのよ!」と突っ込みたくなる様子。
お客さまを見るのが恥ずかしく、話しかけられたどうしよう。と、ドキドキからの結果だったりします。
でもね。
それって、お客さまも一緒です。(^^)
- 制作していると、邪魔しちゃ悪いかな?と思い、
- 店頭ディスプレイ(陳列)をいじっていると、準備中かな?と思い、
- スマホをいじっていると、これはストレートに電話の邪魔しちゃ悪いな。と思い、
- 他の参加者と話していると、これも話の邪魔しちゃ悪いな。と思い、
(下手したらブースに居ないなんてこともある。そりゃわからない)
- 下を向いていると、単純に話しかけにくい。
お客さまだって気を使ってます。
見せてもらえなければ、買えません。
買ってもらえなければ、売り上げになりません。
だから、見てもらうことが出展者側(売り手側)にとって最初の一歩なんです。
待っているだけでは、お客さまは見てくれません。
特にデザインフェスタといった大きなハンドメイドイベントの場合、
同じような商品を扱っているブースは他にもたくさんあります。
「今、ここで買わなくてもいいや。」
と思いがち。
「また来ればいいや。」
そう思ってもらえたとしても、会場が広くて疲れて、「もういいや。」となりがち。
ブースに興味を持って覗いてくれたお客さまとの出会いは一期一会。
次は無いと思いましょう。
だからこそ、相手をジーッと待つのではなく自分からの働き掛けが大事。
「いらっしゃいませ」「こんにちは」「見ていってください」
そんな簡単な一言を発してあげましょう。
それだけで、お客さまはブースに立ち寄りやすくなります。
簡単なことですが、顔をあげてお客さま(の流れ)を見ていないと出来ないことでもあります。
挨拶でいいんです。難しいことではありませんよね。
お客さまがブースに立ち寄りやすい雰囲気を作ることも相手本位であることの1つです。
勇気を出して、「こんにちは」と声を出してみましょう。