ハンドメイドのネット販売では
作品が届くことのワクワクと同じくらい
そのラッピングを楽しみにされているお客さまもいらっしゃいます。
Appleのiphoneも、
あの「箱」には今は亡きスティーブ・ジョブズが非常にこだわったと聞きます。
「開ける時のワクワク」
「手にして使う自分を想像するときの高揚感」
それが大切なんだと。
シンプルな理由ですが、その通りですね。
プレゼントもですが、
リボンをほどく、
包装紙をはがす、
箱を開ける、
もどかしいくらいワクワクします。
ハンドメイドが好きな人は
ラッピングや包材へのこだわりも強い想いを抱かれている方が多いですね。
手間もかかりますし、何よりその包材費…って
仕事としてはどうよ?
と思うことも、かなり、あります。
下手したら、商品が売れるようになればなるほど、
ラッピング資材で赤字になる。
なんてことも、笑い話ではないという人もいますね。
そういう人に限って
ちゃんと数字を出してないから
売れば売るほどマイナスになっているのを気が付かず
逆にラッピングの凝り具合が凄いことになっていって
気が付いた時には
引くに引けなくなってしまっていたり。も、します。
販売価格は材料費だけではありませんので
どういうものが組み込めるのか?
を、ワークショプProgram2「これでもう悩まない「販売価格」「商品写真」のメソッド」
でお伝えしています。
さて、話を戻しますが
多かれ少なかれ、ラッピングは変えたい時。があります。
単純に飽きる。というのもありますが
華美または過剰になっていると感じている。
販売数が増え、手間を減らしたい。
でも、ラッピングを楽しみにしているお客さまもいるから削るに削れない。
そんなお悩み。
そういったときに是非、活用したいタイミングが配送料値上げです。
ネット販売の場合、配送は業者にお任せする人がほとんどです。
こればっかりは、努力で配送料金を下げるには何ともならない壁があります。
配送料が値上げすることで
今までのラッピング(大きさや形状)では配送がままならなくなるのであれば、
ここぞとばかりにラッピングを変えるというのは
お客さまに理由が説明しやすく理解を得られやすいタイミングです。
特に今回のヤマト運輸の運賃値上げは
ドライバーさんの過酷な労働環境に同情的な意見が多くを占めます。
ここで変えずに、いつ変えるの!?
今後、こんなチャンスは二度と巡ってこないだろうという位の好機です。
運賃値上げが過ぎてしまえば、
それは日常となってしまいます。
運賃値上げされる前に、
値上げ前と後の運賃の差や、サービスの変更点を把握し、
併せて他の配送サービスの情報を調べ、
ラッピングや包材をどうするのか判断し、
運賃値上げ後の配送をどうするかを決定しなければいけません。
そして配送料値上げのタイミングは商品の売り時。
ラッピングが変わることの事前告知は当たり前。
運賃値上げ前日までの配送は従来のラッピングでお届けします。
(だから入金はこの日まで。というものしっかり告知すること!)
しっかりアピールすると
購入を迷っていたお客さまが買ってくれることがあります。
1度買ってくださったお客さまは、次もまた買ってくださるかもしれない♪
なかなか売れなかった商品が売れるかもしれない♪
大きな変化は絶好の販売チャンス!
運賃が変わることで配送変更や販売価格変更の手間だけで終わったら勿体ない!
楽しんで販売することを考えて行動に移していきましょう。