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銀座「和光」の品質が高い理由

銀座の「和光」と言えば

銀座四丁目の交差点にあり、

日本人なら誰しも見たことがあるであろう時計台で有名です。

その和光で取り扱っている商品というのは

どれもこれも超高級ブランド品ばかり。

時計からジュエリー、婦人・紳士用品に

ベビー用品やチョコレートと言った食品まで様々です。

昨日の宣言通り

銀座「和光」の話を書いていきます。

もう10年以上前の話になりますので

今も同じなのかはわかりません。

しかし、妙に納得したから未だに覚えています。

和光で取り扱っている商品。

どれもこれも、ブランドはもちろんですが

クオリティの高い物ばかりです。

和光で買ったと言えば自慢にもなるくらいの

品質には絶対さがあります。

その品質。

さぞや凄い目利きのプロがいるんだろうと

誰もが思うところですよね。

鑑定とは全くの無縁の若い女性職員がやっているんだそうです。

ここで誤解のないように書きますが

仕入れはプロのバイヤーが行います。

その仕入れた商品を店頭に置くための目利きです。

なぜ、いわば素人ともいうべき

若い女性職員がチェックするのか。

それはその視点が一番お客さまに近いからだそうです。

慣れてしまっていると

ちょっとした傷でも

それはそういうものだ。

と思って見逃してしまいます。

しかし慣れていない人からすると、

それはどう見ても傷なんです。

その見えるか見えないかわからないようなちょっとした傷でも

お客さまに提供する物であってはならない。

そういうことだそうです。

ハンドメイド品を自分で販売していくにあたって、

和光のこの話は究極ですが

皆さんの作品に興味を持ち、

お買い物をしてくださるお客さまの中には

自分の扱っているような商品を買いなれないお客さまだっています。

(和光で言うところの「鑑定とは全くの無縁の若い女性職員」と同じ視点です)

そういう方に「欠陥」と思わせてしまうということは

販売を続けていくうえで大切なリピーターともなる可能性のある人を失うばかりでなく、

「所詮、ハンドメイド品って素人の創った物だよね。」

というようなハンドメイドとという社会自体に見切りを付けさせてしまう可能性だってあります。

創り手側からすると、

創作工程でどうしても発生してしまうことでも

見る人が見ると欠陥と受け取られてしまうんです。

ハンドメイドという

同じものが二つとない制作物を作るにあたって

一つ一つの形であったり、色であったり、

微妙な違いを当たり前と慣れてしまうのは非常に危険です。

それがハンドメイドの良いところという見方もあります。

その良さを当然と思わずに、

その良さを伝えられるようにすること。

伝える。

ということをないがしろにせず

言葉と文字とで表現できるようにすること。

いきなりできるようになることではありませんので

少しずつできるようにしていく努力をしていきましょう。

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